16倍速対応のDVD-Rを8倍速DVDドライブで書き込むと故障する?

DVDでの入稿用に、評価の高い太陽誘電製のDVD-Rを買いました。
そしてパッケージを開けかけたとき、次の表示に気づきました。

本製品は16倍速対応DVD-Rです。新規格に未対応のDVD-R/RW記録機で記録を行うと、記録機およびディスクが故障・破損する場合があります。

「えっ、16倍速対応?」と思ってDVDドライブの説明書を引っ張り出して調べると、私のDVDドライブは8倍速までしか対応していない模様。「記録機が破損する」とまで言われると、ちょっと試してみる…というわけにもいきません。

いろいろ調べましたが、結局行きついたのは、DVDドライブメーカーの「推奨メディア」情報です。

DVDドライブの製品番号を全部入れて検索して、メーカーの情報を見ると、対応する「16倍速メディア」の一覧に、購入したDVD-Rが挙げられていました。つまり、使っても大丈夫、ということでした。

注意喚起表示は、「16倍速に未対応のDVD-R/RW記録機」が危険なのではなく、「新規格に未対応のDVD-R/RW記録機」が危険、ということです。
微妙なんですが、16倍速対応のDVDドライブでなくても、大丈夫なケースが結構あると思われます。

DVDに限らず、CD、ブルーレイなど、同じようなサイズ・形状なのに用途や容量や規格のバリエーションが多すぎる。あまり頻繁に買わない人にとっては、このタイプのメディアは、購入時の選択がすごく難しくなっていると思います。