インターネットエクスプローラーで「このページは表示できません」と出て、再読み込みで表示できる問題、への対処

WindowsVistaでインターネットエクスプローラー9を使っているパソコンで、ページを表示させようとすると「Internet Explorer ではこのページは表示できません」というエラーメッセージが出ることが多くなっていました。「再読み込み」すると表示されるのでそのままにしていましたが、うっとうしいのでちゃんと調べてみました。

ちなみに、GoogleChromeでも同様です。「このウェブページにアクセスできません」エラーが出て、「再読み込み」で表示される状態でした。

IPv6を無効にする対処法

結構よくある症状のようで、マイクロソフト自身のサポートページでも解説されています。
http://support.microsoft.com/kb/956196/ja

機械翻訳のページなので日本語が変ですが、ブラウザの履歴削除やアドオンの無効化ほかの方法が紹介されています。一応これを試す価値はあるんだろうと思います。

が、私の場合は上から2つ位を試して効果がなく、最後に書かれている「パソコンを以前のポイントに復元」などしたくなかったので、さらにネットで情報を探してみました。

結局、よくされている対処法は、「IPv6を無効にする」という方法のようです。

IPv6って?

ネットワーク上のコンピュータなどを識別する「IPアドレス」という言葉を聞かれたことがあるでしょうか。

IPアドレスは識別番号なので、ネットワーク上の機器の数だけ固有にふることのできる番号が必要なわけですが、これがものすごく多いので、もともと作られていたIPアドレスの規格では識別番号が足りません。

そこで、新しいIPアドレスの規格が作られることになりました。
もともと作られていたほうの規格は、IPv4といいます。
それに対して、IPv6は、IPv4では足りないから新たに作られた規格です。

IPv6を無効にする

Vista+IEでは、初期設定でこの新規格であるIPv6が有効になっています。
が、現実にはほとんどのIPアドレスがIPv4規格であるせいで、IPv6が「有効」であるがゆえに、「このページは表示できません」となってしまう… みたいです。

というわけで、IPv6を無効化しました。
手順は、

  1. Vistaのスタートボタンをクリックして、右列の「ネットワーク」を開く。
  2. 「ネットワークと共有センター」を開く。(「ネットワークと共有センター」へは、「コントロールパネル」-「ネットワークとインターネット」からでも行けます)
  3. 左サイドの「タスク」から、「ネットワーク接続の管理」を開く。
  4. 「ローカルエリア接続」を右クリックして、一番下の「プロパティ」を表示。
    「ネットワーク」タブの、「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)」のチェックをはずして、「OK]。

これで完了です。IE9でもGoogleChromeでも、解消されたと思われます。

IPv6を無効にしちゃっていいのか?

ただ、新規格であるIPv6を無効にしてしまって、本当にいいのか?という疑問は残ります。
IPv4アドレスがすでに枯渇していることを考えると、IPv6アドレスを持った機器がネットワーク上に増えるのは、時間の問題と思われるからです。

これについては、IPv6の「無効化」ではなく、有効にしたままIPv4を「優先にする」という方法が、ぼくんちのTV別館さんのページ http://freesoft.tvbok.com/tips/web/ipv6_ipv4.html で紹介されています。

解説は、正しいと思います。
私もこの方法のほうがいいかなと思いましたが、メニューで用意されていない設定を手作業で書き換えるのはできるだけ避けたかったので、「無効化」のほうを選びました。
ページ表示に不具合が出たときに、IPv6を無効にしたことをきちんと思い出すように、心がけようと思います。

参考:
JPNIC「IPv4アドレスの在庫枯渇に関して」
https://www.nic.ad.jp/ja/ip/ipv4pool/