ワード2013の段落最初の自動1字下げを解除する
文字原稿の入稿はほとんどワードですし、執筆や原稿リライトをする時も、私はほぼワードを使っています。
そういう場合は、ワードで誌面を完成させるのではなく、ワードのデータをまた次のレイアウトソフトに移すことになります。
私の場合は、このような「レイアウトソフトで使うためのワードファイル」は、できるだけワードの自動機能を使わないデータにしています。できるだけシンプルな文字データのほうが、レイアウトソフトに移したあとに扱いやすいからです。
ですので、段落の最初の1字下げは、きちんと「スペース」というデータが入っているようにします。
でも、ワード2013の初期設定では、段落の最初にスペースキーを押すと、「スペース」のデータが入るのではなくて、レイアウト機能で見た目だけ1文字下がります。
これがうっとおしいので、解除。方法は、以下の通りです。
- ワード2013のメニュー左端の「ファイル」タブをクリック。
- 一番下の「オプション」をクリックして、左側メニューの「文章校正」をクリック。右側画面の、「オートコレクトのオプション」ボタンをクリック。
- 「入力オートフォーマット」の2か所、「オートフォーマット」の1か所のチェックをはずす。
これで、段落の最初にスペースを入れても、自動1字下げにならなくなりました!
スペースが入っているかどうか見えるようにする
でも、自動1字下げなのかスペースなのか、見た目が同じだと区別できない…かもしれません。そんな時は、スペース記号を表示させるとよいです。
スペースの表示も、「ファイル」の「オプション」で設定します。
- ワード2013のメニュー左端の「ファイル」タブをクリック。
- 一番下の「オプション」をクリックして、左側メニューの「表示」をクリック。右側画面の、「常に画面に表示する編集記号」というところの「スペース」にチェックする。
レイアウトソフトに渡す前のデータをワードで扱う時は、ここの編集記号表示の上から3つ目まで、すなわちタブ・スペース・段落記号はチェックを付けて表示しておくと、何かと便利です。
初回投稿2014年4月3日
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