バックアップユーティリティーが作るBUDataフォルダは、削除しにくい
バッファローのバックアップソフト「バックアップユーティリティー」は、私はあまりお勧めできません。
外付けハードディスクを買った時に付属していたので、自動バックアップをするのにハードディスクと相性がいいだろうからと思い、以前のパソコンと現在のパソコンにインストールしてしばらく使用したことがあります。
その後、バックアップユーティリティーに不具合が出たので、アンインストール。データのバックアップは、ウィンドウズ8の「ファイル履歴」機能でするようになりました。
不具合はまあそういうこともあるのでいいとして、ハードディスクに残されたバックアップデータの量が、尋常じゃない。
バックアップユーティリティーは、バックアップ用に指定したハードディスクにBUDataというフォルダをこしらえて、そこにバックアップデータを保存していくのですが、数か月のバックアップで、私の場合はPC本体のメインディスクの全使用領域と同じくらい使っちゃってました。
ファイル数で80万ファイルとかあり、普通にデリートキーで削除するにしても、半日近くかかります。
さらに、普通の削除では削除できないファイルがあり、そのファイルが存在するフォルダ構造も、全階層分、残ってしまいます。
削除できない理由は、「ファイル名の長さは、対象のフォルダーに対して長すぎる可能性があります」ということです。そこで、すごーく深いフォルダの階層をたどって、最後に長すぎるファイル名にたどり着き、ファイル削除をしようとすると、デリートキーが効かず右クリックの削除メニューも出ません。
対処方法は、「ファイル名が長い 削除」とかで検索すればいろいろな方法が出てきますが、面倒なことは確かです。
その苦労して削除しなければならないフォルダの名前が「del」とか「Cashe」とかだったりして、「それそもそもバックアップしてもらわなくていいからー」とつっこみたくなります。
さらにさらに、以前のパソコンで取っていたバックアップファイルは、現在のパソコンで削除しようとすると「権限がない」と言われて、アクセスできません。
私は以前のパソコンがまだあり動くので、繋ぎなおして削除しましたが、バックアップ元だったパソコンが壊れたり処分したりしていたら、アクセス権の設定からいじる必要があります。
ウィンドウズ8なら、ファイル履歴でバックアップするのが便利
代わりに使い始めたウィンドウズ8の「ファイル履歴」は、設定も簡単だし、バックアップデータの保管の仕組みが簡単で分かりやすく良いです。バックアップ元のフォルダ構造と同じ構造を作ってくれて、該当フォルダ内に更新したファイルのファイル名に更新日を付加して入れてくれるのです。
ソフトの機能で過去の状態に戻すのは、簡単です。直接フォルダを開いてファイルを見ることもできるので、現実によく起こる「前回この部分を消しちゃったけど、消す前のファイルを復活させてそこだけコピーしたい」みたいな時も便利です。
ちなみに、バッファローのハードディスク自体は、いいものだと思っています。念のため。
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