兵庫県立美術館で開催中の、「想像を超えた世界 天野喜孝展」に行きました。
最初の職場と思われる、アニメ制作会社のタツノコプロに入られたのが1967年。1952年生まれというから、逆算すると15歳でこのお仕事を始められたということですね。すごい、としか言いようがありません。
一番好きなのは、ファイナルファンタジーのパッケージイラストのような、明らかに空想の世界でありながらその世界の広がりが感じられる、精細な異界の絵でした。「この絵が好き」というよりも、「この世界に惹かれる」感じの。
タイムボカンシリーズのキャラのシルクスクリーンとかも、おしゃれで素敵でした。こちらは異界を感じるのではなくて、壁に飾るとセンスいいスペースになりそうな感じ。
最後の展示室だけ、写真撮影OKだったので、いちばん大きな作品を下に貼っておきます。冒頭のも、同じ展示室のやつです。写真でもわかるように、ポップで色きれいでした。
2015年8月30日まで開催。