5G対応のモバイルWi-Fiで、外出先でも快適にインターネット接続

外出先でノートパソコンをインターネットに安定接続したいことが多いので、モバイルWi-Fi(ワイファイ)を持ち歩いています。

外でインターネットにつないでウェブサイトを表示したいとか、クラウドのデータを使いたいとかのときに、商業施設やカフェのフリーWi-Fiを探すのは面倒です。つながっても、切れたり遅かったりすることがありますね。接続の安定性と快適さは、モバイルWi-Fiが相当上です。
モバイルWi-Fiは、一般には複数のパソコンやスマホを同時接続できるので、その点でも便利です。

モバイルWi-Fiの役割は、「インターネット回線に入るための接続装置」みたいなもの。 正確には、 モバイルWi-Fiルーターといいます。 「ポケットWi-Fi」と言われることもあります。 大きさはスマホくらいです。

インターネットにつなぐときは、モバイルWi-Fiをオンにして、近くにパソコンとかスマホとかを置きます。パソコンなどがモバイルWi-Fiの無線をキャッチしたあとパスワードを入力すると、つながります。
パソコンやスマホにパスワードを覚えさせておけば、毎回パスワードを入れる必要は無く、クリックやタップ数回でつながるようになります。

この「使い方」から分かるように、 ひとりぐらしやひとり事務所の方は、自宅や事務所に固定のインターネット回線を引かずに、モバイルWi-Fiひとつで外出用と兼用することもできます。

ただし…
モバイルWi-Fiの電波は、日本中あらゆる場所に届くというわけではありません。
ですので、よく使う場所が「つながらない場所」だったら、後悔しかないです
特に、自宅や事務所でも常用する場合は、自宅や事務所が「つながらない・つながりにくい場所」だったら、どうしようもありません。

経験上は、仕事で行くようなエリアで困ったことはほとんどありませんが、街中のビルの中で、意外につながりにくいことがあります。その場合は、窓際にモバイルWi-Fiを置いてみるとか、少し位置を変えるとかすると、安定したりします。
あと、大阪-東京間の新幹線では、トンネルが続くあたりで、かなり切れます。

サービス提供しているエリアは、各社が公開していますので、必ず調べてから契約しましょう。つながるかどうか、実際に試す「無料お試し期間」を設けている会社もあります。

なお、仕組みや機能がほぼ同じで、もっと大きな「据え置き型Wi-Fiルーター」というのもあります。文字通り、持ち歩き用ではないので、ここでは取り上げません。

Wi-Fi? WiMAX?「なんとかWiMAX」もあって、違いが分からない!

この辺まで読んでいただき「モバイルWi-Fi良さそうやん!」と思っていただいたとして…

実際に購入を検討される際、「Wiなんたら」のアルファベットの氾濫に出合うと思います。ここでひるむ方が少なくない気がするので(私はひるみました)、少し整理してみます。

いろいろな接続に使われているWi-Fi

まず、あらためて「Wi-Fi」。

これは、とりあえず、「よく使われている無線通信の規格名」くらいに考えてもらったらいいです。 異なる規格の例だと、Bluetoothなんかがあります。

例えば、パソコンとプリンタをケーブルでつながずに、無線接続することがありますね。この接続には、Wi-Fi規格が使われることがよくあります。

モバイルWi-Fiとちょっと混同しそうな例としては、室内にインターネット回線を引き込んでいるときに、室内にケーブルを這わせずに無線でパソコンやスマホなどにつなげるために使うWi-Fiがあります。
これは、室内に引き込んだインターネット回線につながる無線の規格がWi-Fiである、というだけなので、そのお部屋から離れていくと、当然切れてしまいます。「契約しているネットでWi-Fi使ってるから、そのまま外でも使える」と思われる方がたまにおられますが、間違いです。

WiMAXは一般名称で、UQ WiMAXはサービス名称

モバイルWi-Fiを調べ始めると、「WiMAX」という言葉に多く出くわすと思います。実はこれも、無線通信技術の規格を意味する一般名称です。商品名やサービス名ではありません。

WiMAXは「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略で、携帯電話の3GやLTEなどと同じ無線通信技術規格の一種。

https://time-space.kddi.com/ict-keywords/20200521/2911

3GやLTEと比較されていることからも想像できるように、WiMAXは広いエリアで無線通信を実現して、インターネット接続する規格です。

持ち歩き用のモバイルWi-Fiは、このWiMAX規格の電波をSIMカードでキャッチして、自分自身は近くにWi-Fi規格の電波を飛ばして、パスワードでつながったパソコンなどをインターネットにつなげる…という仕事をしています。

日本では、このWiMAXの規格で UQコミュニケーションズ株式会社 が作ったサービス「UQ WiMAX」が、よく知られています。
サービス名に一般名称が含まれているので、ちょっとややこしい。
「マヨネーズ」と「キューピーマヨネーズ」に似ているかも。「マヨネーズ」は一般名称で、「マヨネーズを手作りする」とか言いますね。商品化して商品名を付けたのが、「キューピーマヨネーズ」。そんな感じです。

UQ WiMAXのサービスは、2020年4月からは「 WiMAX 2+ 」というものが主流になりました。利用している通信規格は、WiMAX2.1です。
さらに、2021年4月から、5Gに対応した「WiMAX+5G」が提供されています。 今後はこちらが主流になるでしょう。

WiMAX+5GのモバイルWi-Fi選び

サービス利用には、UQ WiMAXの通信網と、それをパソコンなどに中継するルーター(=モバイルWi-Fi)が要るので、大体セットで売られています。

UQコミュニケーションズ社は、自社でもそのセットを販売していますが、 同社のWiMAX通信網を他社にも提供しているので、いろいろな会社から基本機能がほぼ同じサービスが出されています。
そこにも「WiMAX」が入ったサービス名が使われていることが多くて、基本機能もほぼ同じとなると、何がどう違うのか分からなくなってしまいます。

焦らず、同じ点と違う点を、順にみていきましょう。

まず、「ほぼ同じ」の部分です。
これから主流になるであろう5G対応だと、通信網は当然、WiMAX+5Gです(ここの選択肢を広げる場合は、 au、ソフトバンク、Yモバイル、ドコモなどのサービスを比較することになります)。

WiMAX+5Gに対応したモバイルWi-Fiルーターは、現状、次の2つです。
Speed Wi-Fi 5G X11(NECプラットフォームズ株式会社製)
 下り最大速度2.7Gbps、本体174g、連続通信約8時間
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi ( Samsung 社製)
 下り最大速度2.2Gbps、本体203g、連続通信時間約16時間

なお、5G対応といっても、これも今のところは、まだ5Gの利用可能エリアはあまり多くありません。
ただ、上記の機種は2つとも、5G/4G LTE/WiMAX2+ に対応する仕様なので、5Gの爆速のメリットはまだ少ないとしても、 従来サービスでつながる範囲ではつながるということになります。
値段は5G非対応のサービスよりも高くなりますが、1年以上のしばりがあることが多いので、これから契約するなら5G対応にしておくほうが良いと思います。

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初回投稿2020年12月6日