モバイルWi-Fiで、自宅も外出先も快適にインターネット接続

外出先でノートパソコンをインターネットに安定接続したいことが多いので、モバイルWi-Fiを持ち歩いています。

モバイルWi-Fiは、スマホぐらいの大きさで、役割は「インターネット回線に入るための接続装置」みたいなもの。横にパソコンとかスマホとか置いて、それがモバイルWi-Fiの無線をキャッチしたら、パスワードを入れて接続します。
人前で使っていると、「どこでも使えるの?」「いくらかかるの?」などと聞かれることがあります。経験談としては2年くらい前の話になるんですが、基本は変わっていないと思うので、最新情報が必要な点を補足しつつ、簡単に経験を紹介します。

外でパソコンをインターネットにつなぐには

私の場合、パソコンは自宅も職場もNTTの光回線につないでいて、スマホもドコモ回線のみ。 どちらもたま~に、カフェやホテルでWi-Fi接続することがある…という程度でした。

で、カフェなどのWi-Fiに頼るのではなくて、外でインターネットにつなぎたいときにいつでもつなげるにはどうするのか?から、最初分かりませんでした。

まず、打ち合わせに来た人がノートパソコンにカードを差してインターネットを使っているのを見たので、聞いてみました。すると「Wi-Fiでネットにつながってる」と言います。
値段を尋ねると、月5000円くらい。「ちょっと高いけど、まあそれかな」と思い、調べ始めました。

そうすると、ノートパソコンに挿入するのではない、独立した持ち歩き用のWi-Fiルーターがあることが分かりました。かなり速そうで、しかもノートパソコン1台だけではなく、他のパソコンやスマホも同時につながって、値段は同じくらいです。「じゃあこっちやな!」というのが、モバイルWi-Fiとの出合いでした。

ちなみに、もうひとつの選択肢として考えたことで、ノートパソコンに格安SIMカードを入れて、スマホと同じようにつながる状態にするというのがあります。
これは、知人がノートパソコンを買うときに相談にのり、この使い方ができるノートパソコンがあると知って、やってみたくなったのです。

でも、私のノートパソコンにはその機能がないので、ノートパソコンごと買い替えなくてはなりません。そもそも、スマホ用の回線はモバイルWi-Fiよりも概ね遅いので、メールチェックぐらいはできても、お客様のところで操作実演したり、大きなファイルをクラウドから読み書きしたりするときに、どのくらい実用に耐えるか分かりません。
ただ当時は、モバイルWi-Fiは「場所によってはつながらない」という評価があったので、その点スマホ回線なら安心です。そのため、迷いました。

今は、モバイルWi-Fiがつながるエリアは広いですし、実際仕事で行くようなエリアでは使っていてつながらなかった記憶はありません。もし、都市部以外で頻繁に使う場合は、契約前に提供会社のサイトでサービスエリアを調べてから契約するほうが良いと思います。

Wi-Fi? WiMAX?「なんとかWiMAX」もあって、違いが分からない!

さて、モバイルWi-Fiにしよう!と決めたところで、とまどったのがWiなんたらのアルファベットの氾濫です。ここでひるむ方が少なくない気がするので、少し整理してみます。

まず、あらためて「Wi-Fi」。
これは、「無線LANの総称」くらいに考えればいいと思います。
光回線の終端装置の箱から室内に飛ばすのもWi-Fiです。

モバイルWi-Fi」は、最初に書いたようにスマホぐらいのサイズで、持ち歩き型の装置でインターネットにつなげるやつの総称です。モバイルWi-Fiは正しくは「モバイルWi-Fiルーター」で、「ポケットWi-Fi」と言われることもあります。
仕組みや機能がほぼ同じで、もっと大きな「据え置き型Wi-Fiルーター」なんていうのもあります。ややこしいので、ここでは持ち歩き用だけイメージしておいてください。持ち歩き用を家で使うことも、もちろんできます。

そのモバイルWi-Fiを探し始めると多く出くわすのが「WiMAX」という言葉。実はこれも一般名称です。

WiMAXは「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略で、携帯電話の3GやLTEなどと同じ無線通信技術規格の一種。

https://time-space.kddi.com/ict-keywords/20200521/2911

上記ページに詳しいですが、日本ではこのWiMAXの規格で UQコミュニケーションズ株式会社 が作ったサービス「UQ WiMAX」がよく知られています。
サービス名に一般名称が含まれているので、ちょっとややこしい。まあ、「マヨネーズ」と「キューピーマヨネーズ」みたいなものです。
ちなみに、テレビCMで耳にする「UQ!」は、 UQ WiMAXではなく「UQモバイル」というスマホの宣伝ですね。 ( UQ WiMAX バージョンのテレビCMは多分ないと思うけど、あるかも。あったら、教えてください)

UQ WiMAXに話を戻します。このサービスを利用するには、大きくは通信回線と、接続装置であるモバイルWi-Fiルーターが必要です。

通信回線は、「無制限」とか「月7GBまで」とかを選んで、「2年しばり」とか「3年しばり」があったりして、「月額いくら」っていうやつです。

モバイルWi-Fiルーターは、最新のやつだと「 Speed Wi-Fi NEXT WX06 」( NECプラットフォームズ 製)とかの名称です。私のは「W05」 ( HUAWEI 製) で、1世代古いものになっています。(悲)

最初は両方入手する必要があるので、通信回線の選択と、モバイルWi-Fiルーターの選択と、両方を考えないといけません。その後は、モバイルWi-Fiルーターだけ買い替えたり、逆に(簡単ではなさそうですが)SIMを入れ替えて通信回線を変更したりとかもあります。
ここまでが、モバイルWi-Fiを始める時の、基礎知識です。

実は、モバイルWi-Fiの選択肢としては、UQコミュニケーションズ社の UQ WiMAX 以外にもあります。au、ソフトバンク、Yモバイル、ドコモなども出してます。

また、海外でもそのまま使えるモバイルWi-Fiもあります。仕組みがちょっと違うみたいで、SIMカードが機器に入ってなくて、 インターネット接続時に接続先をその都度探してつながるんだそう。「クラウドWiFi」みたいな名称です。
ただ、速度が、下り最大150Mbps 。 辺鄙な場所や海外でのスマホ利用などにはよさそうですが、パソコンにも日常的につなぐような使い方をするには、 速度が遅すぎると思います。

パソコンにも日常的につなぐ用途ならWiMAXは快適

WiMAXの下りの速度は、先述した NEC製のWX06が最大440Mbpsで、 上記のクラウドWiFiとは想定用途が違いそうなので比較するとわるいけど、段違いです。

ただし、ここに書いたのは「最大速度」なので、実際には通常もっと低い速度になります。
とはいえ、事務所で光回線と有線接続しているときと比べても、速度面で不便に感じることは、私はありません。

WiMAX規格を使ったモバイルWi-Fiの選択

さて、そういうわけで、 WiMAX系モバイルWi-Fi の説明を続けます。

ここまできて「UQ WiMAX にしよっと」と思っても、さらに迷い所があります。それは、「どの提供会社を選ぶか」です。

UQ WiMAX は UQコミュニケーションズ社 のオンラインショップで申し込めますが、 同社がWiMAXネットワークを他社に開放しているため、いろいろな会社から、基本機能がほぼ同じサービスが提供されています。
この横並びのサービスは、大体サービス名に「WiMAX」が付いているので、名称だけ見ると何がどう違うのか分からなくなっちゃうんですね。

例えば、こんなサービス。

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KDDI株式会社の【WiMAX2+】
株式会社ドリーム・トレイン・インターネットの【DTI WiMAX2+
株式会社LinkLifeの 【 BroadWiMAX
ビッグローブ株式会社 の【BIGLOBE WiMAX 2+
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 の【So-net モバイル WiMAX 2+】

これらの会社では、本家の UQコミュニケーションズ社のオンラインショップよりも安かったり、特典が付いていたりすることが多いので、調べて選ぶのがおすすめです。
私は、 ドリーム・トレイン・インターネット社で契約しています。当初の理由は「データ容量無制限と7GB制限の変更を無料でできる」に魅力を感じたからですが、今はそうではなくなっています。それでも、料金体系が分かりやすくて安いので、特に不満はありません。

なお、「WiMAX」に「2+」が付いてるのは、以下の理由です。

なお、UQ WiMAXのWiMAXサービスは2020年3月末にサービスを終了しており、現在提供されているのは、WiMAX 2+のみだ。
このWiMAX 2+は、通信規格としてはWiMAX 2.1(WiMAX Release 2.1)を利用している。これは、モバイルWiMAXの後継規格としてつくられたWiMAX 2.0に、LTEのひとつであるTD-LTEとの互換を持たせたもの。

https://time-space.kddi.com/ict-keywords/20200521/2911

最後に、5Gの普及などによって、また有力サービスの勢力図が変わるだろうから、「2年縛り」「3年縛り」から自由になるタイミングは押さえておかないとと思います。